マルイ百貨店「韓国商品館」来月まで運営…高まる韓国への関心を積極活用する「巨山ジャパン」と「済州島」

マルイ百貨店「韓国商品館」来月まで運営…高まる韓国への関心を積極活用する「巨山ジャパン」と「済州島」

2021.12.02

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防弾少年団(BTS)、ドラマ「愛の不時着」、「イカゲーム」など、最近日本の若い世代の間で韓国文化が人気と注目を集めており、その影響が韓国食品への関心にも繋がっている。国内での韓国食品は主に新大久保にある韓国マートを通じて販売されており、また最近ではオンラインでの商品購入も大きな伸びを見せている。


新大久保での買い物は、韓国の情緒を感じながら購入ができるメリットがあるが、遠方に住む方々にとっては遠出に対する負担があり、またオンラインによる商品購入は実物を見ず写真や説明だけで購入しなければならないため、しばしば購入後に悲観的なレビューが上がることがある。


韓国商品専門の輸入業者である「巨山ジャパン株式会社」(以下、巨山ジャパン)は、こうした問題を解決するため事業の多角化を積極的に推進している。

巨山ジャパンは日本のオンラインショッピングモールである楽天入店を皮切りに、Qoo10、Yahoo!ショッピング、Amazon、eBayなどを通じて購買システムを設け、同時にインターネットポータルショッピングモールおよび自社サイトなど合計11のサイトを運営している。

また、オンラインと並行してオフラインビジネスもさらに強化し、首都圏を中心に商業施設を展開する「マルイ」、「京王」デパートと契約を結んで期間限定でオフライン韓国商品館を開き、様々な韓国商品を販売している。

 


「巨山ジャパン株式会社」は「マルイ」、「京王」デパートと契約を結んで期間限定でオフライン韓国商品館を開き、様々な韓国商品を販売している。

特に渋谷をはじめ、北千住、大宮、海老名、中野の丸井百貨店への入店により、新大久保まで行かなくてもより近場で韓国食品やアイドルグッズ、化粧品など、直接商品を見て購入できる販売所を設けている。

年末期間に合わせて大規模なイベントも進行中だ。11月3日(水)~12月25日(土)まで上野マルイ、11月18日(木)~12月8日(水)まで京王成関桜ヶ丘店で特設店舗を設け、韓国のハワイと呼ばれる「済州島」の特産品を紹介している。

イベント期間中、最も注目を集めている商品は済州島のみかんを使用した美容製品とハンラボンの爽やかな香りが特徴の高級菓子だ。(※ハンラボンは日本のデコポンに似た韓国のみかん)

今回販売している済州美容製品の特徴は、済州の特産品であるみかんの成分を積極的に利用したという点だ。済州島のみかんは済州の火山土壌と天然ミネラルウォーター、澄んだ空気が生み出した済州の宝であると評される果物だ。この済州のみかんを利用した化粧品は肌に負担がなく栄養が豊富。特にハンドクリームやスキンケアなどは保湿力が高く、済州現地では冬季の必需品として消費者の支持を得ている。

 

<QyoQy化粧品は、大自然済州島のみかんをベースにした商品で、肌の水分蒸発を防ぎ保湿力を高めてくれる>

 

<済州の豚をモチーフにした豚型パン「ドルモン黄金豚パン」>


済州島はみかんと並んで豚の生産地としても有名だ。済州の豚をモチーフにした豚型パンも今回のイベント期間中に販売され人気を得ている。

「ドルモン黄金豚パン」は済州島初のベーカリー食品生産HACCP「危害要因分析重要管理点」認証を受けた㈱エコジェフードが製造している商品。済州島で育ったハンラボンの香ばしい香りと甘くふわっとした食感が特徴で、地元済州でも高級菓子として人気を得ている。


今回のイベントを企画した済州経済通商振興院の崔滄勲所長は、「コロナの影響で韓国・済州島への往来が難しい中、済州島の化粧品や菓子を通じて済州島の魅力を日本の消費者に伝えていきたい」と明らかにした。

 

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2021.12.2

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